先進地視察 農村RMO 吉縁起村

農村RMO先進地・吉縁起村を訪ねて
―岡山県真庭市視察報告

2025年10月21日(火)9:00〜11:00
NPO法人吉縁起村協議会(岡山県真庭市)
4名参加

視察の目的

農村RMOの組織体制・運営手法と持続可能な事業展開モデルを学ぶため、岡山県真庭市最南端の吉地区にあるNPO法人吉縁起村協議会を訪問した。参加者は田上吉美・大野隆男・日髙新次・塚田芳夫の4名。令和7年10月21日(火)9:00〜11:00。受入れ側は鈴木昌徳理事長・鈴木知明社員。


視察概要

視察先NPO法人吉縁起村協議会(岡山県真庭市最南端 吉地区)
日時令和7年10月21日(火)9:00〜11:00
参加者田上吉美・大野隆男・日髙新次・塚田芳夫(計4名)
受入側鈴木昌徳理事長・鈴木知明社員
認定2022年 岡山県下初の農村RMO認定

吉縁起村協議会とは

2018年12月に地元有志が「めでたい地名や神社仏閣が一つの地区に沢山存在している」という地域の特異な文化資源を活かそうと活動を開始。2022年に岡山県下初の農村RMO(農村型地域運営組織)に認定された。

吉縁起村・中山間吉協定・津田コミュニティ交通・猟友会津田班の4団体が連携し、地域福祉向上のための活動を展開している。

連携①
吉縁起村
連携②
中山間吉協定
連携③
津田コミュニティ交通
連携④
猟友会津田班

視察で学んだこと

特産品開発

紅はるかを使った干し芋事業と、3年がかりで開発した葉と茎を食べるサツマイモ「翠王」を活用した翠王茶・翠王羊羹・翠王アイス(令和7年度から販売予定)が好評。

翠王シリーズ(3年がかりで開発)
  • 翠王茶(葉と茎を使ったお茶)
  • 翠王羊羹
  • 翠王アイス(令和7年度から販売予定)

多角的な事業展開

  • 真庭市内3箇所の無人ストアを運営
  • 地域通貨「まにコイン」との連携で地域内経済循環を促進
  • 既存4団体の連携による効率的な体制を構築(新規設立なし)

視察の様子

吉縁起村の看板①
吉縁起村の看板
吉縁起村の看板②・集合写真
看板前での集合写真
吉縁起村 立寄処
吉縁起村 立寄処
研修の様子
鈴木昌徳理事長からの説明

下塚田への示唆

今回の視察で得た知見を下塚田の活動に直接応用できる4点を整理した。

  1. 既存の地域組織を基盤とした連携体制の構築:新組織を立ち上げるのではなく、既存4団体の連携で効率的な体制を作った手法を参考にする
  2. 地域資源の徹底的な洗い出しと段階的な事業拡大:「めでたい地名」という独自資源の発見から翠王シリーズ開発まで、段階的に積み上げる手法
  3. 実践型人材育成と世代間交流の促進:農業・商品開発・ICTを組み合わせた多角的な人材育成
  4. 多様な収益源の確保によるリスク分散:干し芋・翠王シリーズ・無人ストア・地域通貨と複数の収益柱を持つ安定した経営基盤
「地域住民の主体性を尊重しながら段階的に持続可能な発展を目指す」吉縁起村のアプローチは、まさに下塚田が目指す姿と重なります。特に「新規設立ではなく既存組織の連携」という視点は、今後の体制構築に活かしていきます。