令和6年11月28日(木)午後1時より、地域自治集会場において「レモン長期貯蔵用Pプラス活用研修会」を開催しました。地域内レモン生産者7名が参加し、住友ベークライト株式会社の担当者を講師に迎え、青果物の長期貯蔵技術について学びました。
開催の背景
下塚田地区の将来を担う主農産物としてマイヤーレモンがあります。マイヤーレモンの付加価値を高めるためには、長期貯蔵技術の確立が欠かせません。広島レモンで実績のある住友ベークライト製「Pプラス」(低酸素・高CO₂ガス保持フィルム)の試験導入を検討するため、メーカーを招いて研修会を実施しました。
研修内容
青果物の長期貯蔵原理
青果物は収穫後も生きて呼吸をしているため、それにつれて栄養分が消費され、鮮度が低下します。呼吸を低く抑えることが青果物鮮度保持の要であり、大きく2つの方法があります。
- 温度を下げること
- 青果物のまわりのガス組成を、低酸素・高二酸化炭素状態にすること
2つめの方法の例として、りんごの場合、貯蔵倉庫ごと人工的に低酸素・高二酸化炭素状態を作り出して長期保存を行っています。これを「CA(Controlled Atmosphere)貯蔵」といいます。
マイヤーレモンへの「Pプラス」活用
「Pプラス」は、低酸素・高CO₂状態を袋内で実現する特殊フィルムです。広島レモン等で既に使用実績があり、今回はマイヤーレモンへの応用可能性について、メーカー担当者より詳しく説明を受け、参加者と意見交換を行いました。
研修の様子
開催概要
| 開催日時 | 令和6年11月28日(木)13:00〜 |
|---|---|
| 開催場所 | 地域自治集会場 |
| 参加者 | 地域内レモン生産者 7名 |
| 講師 | 住友ベークライト株式会社 担当者 |
| 主な内容 | CA貯蔵の原理解説、Pプラスフィルムの紹介・試験導入の検討 |
今後の取り組み
本研修会の成果をもとに、マイヤーレモンの長期貯蔵試験(令和7年1月〜)へと発展させ、最適な貯蔵方法の確立を目指します。
この研修会の成果は マイヤーレモン 貯蔵試験 結果報告(2025年3月) にまとめています。