下塚田ふるさと応援隊 企画提案書
PROPOSAL
地域クラフトジン構想
下塚田の風土を、
蒸留する。
― 日南マイヤーレモンと400年の杉が出会う 地域クラフトジン構想 ―
私たちが目指しているのは、特産品の開発ではありません。地域の記憶を形にして、未来へ残すことです。
ボトルに入った液体は、その手段のひとつに過ぎません。大切なのは、誰が育て、誰が守り、誰が受け継いできたか。
その物語を、香りと味として残す――それが、この企画の核心です。
企画概要
| 企画名 |
下塚田の風土を、蒸留する。(地域クラフトジン構想) |
| 提案主体 |
下塚田ふるさと応援隊(宮崎県日南市 下塚田地区・農村RMO) |
| コンセプト |
農産物・自然素材・400年の杉・人の営み――下塚田の風土を一本のボトルに蒸留する |
| 核となる素材 |
日南マイヤーレモン、早馬様の樹齢400年の杉(チップ)、地域の山野草・ハーブ |
| 緊急性 |
2024年夏の落雷で成長が止まった400年杉。生きているうちに命を頂く、今しかない機会 |
| 展開領域 |
農業・観光・飲食・デザイン・教育・ふるさと納税・海外輸出・贈答(全8領域) |
| 詳細URL |
https://yumeyutaka.com/project/gin-project.html |
企画趣旨 ― 酒を造ることが、目的ではない
私たちは、飲み物を作るのではなく、下塚田という場所が持つ固有の時間と空気を、形にしたいと考えています。
日本酒は米の質に左右され、焼酎はイモや麦が主役になり、ワインはブドウなしには成立しません。
しかしジンは違います。ジンは風景と時間を丸ごと蒸留できる、数少ない酒です。
「クラフトジンは、その土地の香りを一本のボトルに
閉じ込めることのできる、数少ない文化です。」
4つの構成要素
① 農産物
日南マイヤーレモン・規格外果実など、農地から生まれた恵みを丸ごと活用。
② 自然素材
山野草・ハーブ・葉・枝。下塚田の野山に息づく自然素材がボタニカルとなる。
③ 400年の杉
早馬様のそばで生き続けた時間の記憶。木材をチップとして香りに変える。
④ 人の営み
育てた人・収穫した人・守り続ける人。地域に生きる人の手と時間が根底にある。
なぜ、マイヤーレモンなのか
日南マイヤーレモンは、温暖な気候と豊かな日照に育まれた香り高い柑橘です。皮の精油成分は複雑で、
甘みと酸味のバランスが絶妙。通常のレモンとは別種の豊かな個性を持ちます。私たちが売りたいのはレモンではなく、物語です。
ボタニカル構成(想定)
🍋 日南マイヤーレモン(皮・果汁)
🫐 ジュニパーベリー
🌲 早馬様の杉(チップ)
🌿 地域の山野草
🌱 季節のハーブ
🍃 柑橘の葉・枝
💧 +下塚田の水
「蒸留」とは、地域資源の編集である
蒸留とは、原料を熱し、蒸気を集め、冷やして液化させる工程。この過程で素材の「本質」だけが抽出されます。
地域資源も同じです。土地が持つ無数の要素の中から伝えるべき本質を選び取り、人々の手に渡る形に変換する。
私たちは、下塚田の「本質」を編集しようとしています。
緊急性 ― まだ、生きている。だから今、命を頂く
早馬様のそばに樹齢400年を超える杉が約15本立っています。そのうちの1本が、何度も落雷を受けながら立ち続けてきました。
しかし2024年夏(農村RMO元年)、致命的な落雷を受け、この杉の成長はついに止まりました。
⚡ 杉は、まだ生きています。しかし放置すれば2〜3年で立ち枯れます。
生きているうちに、命を頂く。今この瞬間だけが、400年の時間を地域資源として継承できる唯一の機会です。
これは伐採ではなく、命の継承です。
約400年前杉が芽吹く
400年のあいだこの地を見続け、何度も落雷を受けながら立ち続けた
2024年夏致命的な落雷。成長が止まった(農村RMO元年)
今まだ、生きている。氏子の決断
これから板になり、酒になり、早馬様に奉納される
📋 板御朱印として(見る文化)
400年の杉板に刻まれた御朱印が参拝者の手に渡る。木の記憶が信仰の形になる。
🍶 感謝のジンとして(飲む文化)
早馬様への奉納酒として毎年の収穫を祝う。木の時間が香りになる。
「なぜ今か」と「なぜジンか」――一本の杉が答える
「今でなければ、生きている命を頂けない。」
「ジンだけが、400年の時間を香りに変えられる。」
二つの問いは別々の答えを必要としません。今まだ生きている400年の杉という一つの事実が、両方に同時に答えています。
ジンは目的ではなく、プラットフォームである
一本のボトルが、地域のあらゆる活動をつなぐ基盤になります。期待される波及効果は以下の8領域です。
むすび ― 地域には、見えない資源がある
畑を渡る風。柑橘の香り。400年の杉が宿す時間。人が育て、受け継いできた営み。
私たちはそれを、蒸留して未来へ残したい。
※本企画の詳細資料・写真素材が必要な場合はお問い合わせください。
※現地視察をご希望の場合は、事前にご連絡のうえご来場ください。