地域資源活用

しって米(後穂米)の
収穫作業を行いました

2024年11月28日(木)
上塚田・下塚田地区内圃場
約6ヘクタール
担当:作本眞悟

令和6年11月28日、上塚田・下塚田地区内の圃場(約6ヘクタール)において「しって米(後穂米)」の収穫作業を実施しました。担当:作本眞悟。三股町の農家にコンバイン作業を委託し、乾燥・選別・精米を経て地域住民への配布・食味評価へとつなげます。


しって米(後穂米)とは

「しって米」とは、超早場米収穫(7月頃)後に切り株から自然に生えてくる二番米のことです。すし屋さんが買いに来るほど食味が良いと言われており、雑草も生え放題で背丈は通常の稲よりも低く40〜50センチほどしかありません。

当地区では二期作が行われていた頃と違い、超早場米収穫が終わる7月下旬から翌年2月頃までの約半年間が休耕状態にあります。この期間を逆手に取り、地域資源として活用できないかと検討してきました。

参考:2024年産コメの相対取引価格は全銘柄平均で玄米60kg=23,820円(2024年10月)。「平成の米騒動」と呼ばれた1993(平成5)年以来、31年ぶりの高水準となっています。


収穫圃場

地区 土地所有者 面積
上塚田 山本哲郎 2筆/6,000㎡
下塚田 常幡 金山光一 1,388㎡
下塚田 岩切知美 1,339㎡
下塚田 (同人) 1,309㎡
下塚田 金丸直美 1,455㎡
合計 11,491㎡(約6ha)

収穫作業の様子

コンバイン搬入の様子
コンバインによる稲刈り開始
稲刈り作業中の様子
広大な水田での刈り取り
刈り取りが進む様子
収穫した籾袋

しって米収穫作業の様子(2024年11月28日)


収穫結果と課題

10月21日の大雨(100mm/h豪雨)による冠水被害があり収量減を懸念していましたが、籾の状態で8俵弱(通常水稲の20〜30%見込み)を収穫しました。

コンバイン作業については、地区の自脱型コンバインでは背丈の低い後穂米(40〜50cm)に対応できないため、三股町の農家が保有する普通型(汎用)コンバイン(稲・麦・大豆・そば・小豆・菜種・雑穀に対応)に委託して収穫作業を行いました。

収穫委託費概要

収穫面積 11,500㎡
単価 12円/㎡
委託費 138,000円
合計(諸経費含む) 148,000円

今後の活用

収穫されたしって米(後穂米)は、乾燥・選別・精米・再選別を経て、組織構成員や地区の住民に配布し食味評価を行う予定です。

今回は販売ではなく、地域資源としての活用可能性を検証するための実証試験として位置づけています。食味評価の結果をもとに、今後の活用方針を検討します。