コットンサミットin天理
参加計画
下塚田地区では、農村RMOモデル形成支援事業の一環として、耕作放棄地の有効活用による地域農業の持続可能性向上に取り組んでいます。現在、約3ヘクタールの耕作放棄地復旧を実現しましたが、さらなる活用策として「綿栽培」を検討しています。
当地区では約10年前に実際に30アール規模で3年間の綿栽培実績があり、地域の気候・土壌条件に適合する可能性が確認されています。全国的にも綿栽培に取り組む事業者は少なく、差別化された地域特産品開発の可能性を秘めています。
全国の綿栽培実践者との交流を通じ、栽培技術・経営ノウハウを習得
綿花栽培から加工・商品化までの一貫した事業モデルの研究
綿栽培関係者とのネットワーク形成による今後の連携基盤づくり
当地区での綿栽培再開の具体的な実現可能性を多角的に検証
全国の綿栽培実践者、研究者、加工業者、行政関係者が一堂に会する貴重な機会であり、以下の内容が期待されます:
過去の経験とノウハウの蓄積
耕作放棄地の有効活用が可能
農村RMO組織による推進体制
3C(共感・共生・共同)の理念に基づく住民参加型運営
新たな農作物選択肢の提供
実践的な活用モデルの構築
栽培から商品化までの一貫事業の可能性
希少性の高い地域特産品開発
栽培・加工・販売における新たな働き場の創出
高齢者でも参加可能な軽作業の提供
本視察は、農村RMOモデル形成支援事業の目的である「地域の持続可能性向上」「住民主体の地域運営」「多様な収入源確保」に合致し、以下の点で事業推進に貢献します:
コットンサミットin天理への参加
視察後1ヶ月以内に構成員向け報告会を実施
視察成果を基に実施可能性を協議
実現可能と判断された場合、次年度の試験栽培を計画
試験栽培結果を踏まえた本格事業化の判断
下塚田地区における綿栽培の検討は、過去の実績を基盤とした現実的な選択肢であり、耕作放棄地活用の有力な手段となり得ます。コットンサミットin天理への参加を通じて、全国の先進事例から学び、当地区での実現可能性を科学的・実践的に検証することで、農村RMOモデル形成支援事業の目的達成に大きく貢献できると確信しています。
全国的にも取り組み事例が少ない綿栽培に挑戦することで、下塚田地区独自の地域ブランド確立と、持続可能な農業モデルの構築を目指します。
下塚田ふるさと応援隊
事務局長:日髙新次
所在地:宮崎県日南市大字塚田乙区域