概要
燕黒農道管理組合(正式名称:下塚田燕黒農道組合)は、下塚田地区の農道「燕線」と「松之木田線」を管理する、農道沿いに農地や山林を持つ人たちの組合です。年に一度の草払いなどの協同作業や、傷んだ箇所の補修を通じて、農作業や木材の搬出に欠かせない道を地域の手で守り続けています。
組合の規約では、目的を「農産物の増産を図ると共に、組合員相互の融和を図る」と定めています。
また、下塚田地区農村RMO推進協議会の「農用地保全部会」を構成する団体の一つとして、地区内の水利組合や中山間地域・多面的機能の活動組織、下塚田ふるさと応援隊とともに、農用地の保全に取り組んでいます(構成メンバー・組織図)。
▷ 対象路線
組合が管理する農道は、次の3区間で、総延長は約796mです。
| 区間 | 延長 |
|---|---|
| 第一区 | 約273m |
| 松之木田線 | 約108m |
| 燕線 | 約415m |
| 総延長 | 約796m |
規約では、松之木田線と燕線の分かれ道(三叉路)までを「第一区」、そこから先の終点までを「第二区」と定め、木材運搬などで農道を使う場合の使用料をこの区分で決めています。
▷ 沿革
- 昭和41〜42年度ごろ農道工事を実施(費用は各戸の所有面積に応じて負担)。組合員31名で組合が発足
- 昭和43年農道の管理者(世話人)を選任
- 昭和45年農道の使用料を改正
- 昭和50年代〜平成毎年の協同作業「作道作り」を継続
- 時期不明燕農道の舗装事業(約960万円)・災害復旧事業(約124万円)を実施
- 2020年7月臨時総会で役員を改選。松之木田線の管理組合を統合し、本組合で一体的に管理
- 2023年日南市「農村活性化支援事業」(令和5年度)に採択。側溝の敷設と農道の改良工事を実施
2023年度の工事は、日南市の農村活性化支援事業(材料費の補助)を活用し、組合員の手で素掘りだった側溝をU字溝に置き換えました。
▷ 組合の体制
- 構成員数:設立時31名 → 22名 → 現在19名
- 役員:世話役(代表)1名・会計担当1名(2020年7月の臨時総会で選出)
- 世話人の任期:当初は1年交代。昭和43年の改定で任期を定めない形に
▷ 主な活動
- 協同作業:年1回、組合員が集まって農道沿いの草払いなどを行います
- 農道使用の許可:木材の搬出などで農道を使う場合は、組合の許可と使用料が必要です
- 補修:大雨や車両の通行で傷んだ箇所を確認し、組合員が集まって補修します