総人口と世帯数の推移
下塚田地区の総人口は、この16年間で継続的に減少しており、特に平成27年から令和2年にかけて減少幅が最も大きくなっています。一方、世帯数はほぼ横ばいに推移しており、一世帯あたりの人口が減少していることが示唆されます。
| 調査時点 | 総人口(合計) | 世帯数 |
|---|---|---|
| 令和8年4月1日 ★最新 | 117人 | 65世帯 |
| 令和7年4月1日 | 122人 | 68世帯 |
| 令和2年4月1日 | 134人 | 66世帯 |
| 平成27年3月31日 | 154人 | 65世帯 |
| 平成22年4月1日 | 162人 | 64世帯 |
人口減少率
-27.8%
16年間で45人減少(令和8年時点)
世帯数推移
ほぼ横ばい
16年間で64→65世帯(1世帯増)
年齢構成の推移と高齢化の進行
年齢3区分(年少人口、生産年齢人口、老年人口)のデータを見ると、下塚田地区では高齢化が急速に進行していることが明らかです。
重要なポイント
- 老年人口(65歳以上)は、15年間でわずかに増減しながらも高水準を維持し、総人口に占める割合(高齢化率)が著しく上昇しています。
- 年少人口(0~14歳)と生産年齢人口(15~64歳)は大幅に減少しています。特に生産年齢人口の減少は、地区の活力を維持する上で大きな課題となることが見込まれます。
年齢3区分人口と高齢化率
※高齢化率は「老年人口 ÷ 総人口」で算出。
| 調査時点 | 年少人口 (0-14歳) |
生産年齢人口 (15-64歳) |
老年人口 (65歳以上) |
高齢化率 (65歳以上) |
|---|---|---|---|---|
| 令和8年 ★最新 | 6人 | 38人 | 73人 | 62.39% |
| 令和7年 | 8人 | 42人 | 72人 | 59.0% |
| 令和2年 | 9人 | 54人 | 71人 | 53.0% |
| 平成27年 | 13人 | 67人 | 74人 | 48.1% |
| 平成22年 | 7人 | 77人 | 78人 | 48.1% |
年少人口
6人
令和8年時点
生産年齢人口
38人
令和8年時点
老年人口
73人
令和8年時点
年齢階層別人口の詳細比較 (0-14歳)
年少人口を構成する各年齢階層(0-4歳、5-9歳、10-14歳)の動向は以下の通りです。
| 調査時点 | 0~4歳 | 5~9歳 | 10~14歳 |
|---|---|---|---|
| 令和8年 ★最新 | 0人 | 1人 | 5人 |
| 令和7年 | 0人 | 2人 | 4人 |
| 令和2年 | 3人 | 6人 | 3人 |
| 平成27年 | 6人 | 4人 | 3人 |
| 平成22年 | 2人 | 2人 | 3人 |
深刻な課題
令和7年・令和8年のいずれも、0~4歳の人口が0人となっており、2年連続でゼロが続いています。将来の年少人口の更なる減少が強く懸念されます。
老年人口の年齢構造の変化 (75歳以上)
老年人口の中でも、特に支援が必要とされる可能性の高い75歳以上人口に注目すると、以下の傾向が見られます。
| 調査時点 | 75歳~79歳 | 80歳~84歳 | 85歳~89歳 | 90歳以上 | 75歳以上合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和8年 ★最新 | 26人 | 13人 | 10人 | 3人 | 52人 |
| 令和7年 | 23人 | 14人 | 10人 | 11人 | 58人 |
| 令和2年 | 15人 | 13人 | 9人 | 17人 | 54人 |
| 平成27年 | 15人 | 14人 | 10人 | 18人 | 57人 |
| 平成22年 | 16人 | 14人 | 13人 | 16人 | 59人 |
分析結果
- 75歳以上人口は横ばい傾向にあるものの、総人口が減少しているため、総人口に占める割合は上昇しています。
- 令和7年では、90歳以上の人口が微減していますが、依然として2桁の高齢者が居住しており、超高齢化の傾向は継続しています。
75歳以上人口の割合
44.4%
総人口117人中52人(令和8年時点)
日南市全体との比較
令和8年4月1日現在の日南市合計データと比較すると、下塚田地区の高齢化がいかに深刻な水準にあるかが際立ちます。
| 指標 | 下塚田地区 | 日南市合計 |
|---|---|---|
| 総人口 | 117人 | 46,688人 |
| 世帯数 | 65世帯 | 25,446世帯 |
| 年少人口(0-14歳) | 6人(5.1%) | 4,784人(10.2%) |
| 生産年齢人口(15-64歳) | 38人(32.5%) | 22,747人(48.7%) |
| 老年人口(65歳以上) | 73人(62.4%) | 19,157人(41.0%) |
| 高齢化率 | 62.39% | 41.03% |
| 75歳以上人口 | 52人(44.4%) | 11,167人(23.9%) |
市平均との乖離
- 下塚田地区の高齢化率62.39%は、日南市平均41.03%を約21ポイント上回っています。
- 75歳以上の割合も44.4%と、市平均23.9%の約1.9倍に達しており、超高齢化が顕著です。
- 生産年齢人口の割合は市平均48.7%に対し32.5%と大幅に低く、地区の活力維持が急務です。
下塚田地区 高齢化率
62.39%
市平均より約21ポイント高い
日南市平均 高齢化率
41.03%
令和8年4月1日現在
まとめと考察
1. 総人口の減少と高齢化の加速
平成22年から令和8年の16年間で総人口は162人から117人へ45人減少(-27.8%)しました。それに伴い高齢化率は48.1%から62.39%へ急上昇しており、日南市平均(41.03%)を約21ポイント上回る非常に深刻な水準に達しています。
2. 年少人口・生産年齢人口の激減
将来を担う年少人口は令和8年時点でわずか6人(5.1%)であり、特に0~4歳は2年連続ゼロとなっています。生産年齢人口も38人(32.5%)と市平均(48.7%)を大幅に下回っており、今後の地区維持にとって重大な課題です。
3. 超高齢化の継続と支援需要の高まり
75歳以上の人口は52人(44.4%)と高水準で推移しており、市平均(23.9%)の約1.9倍に達しています。特に女性の高齢化率は70.69%と非常に高く、高齢者福祉・医療・生活支援の必要性が今後さらに高まることが予想されます。
今後の課題と展望
このデータから、下塚田地区は人口減少と超高齢化が同時に進行しており、地区の維持・活性化に向けた若年層・子育て世代への移住・定住促進、子育て環境の整備、および高齢者への生活支援策の強化が急務であると言えます。「ふるさと応援隊」の活動がこうした地域課題の解決に果たす役割は、ますます重要になっています。