2026年3月3日、ひな祭りの夜。
下塚田の空に、静かに、そして荘厳に浮かび上がったのは、赤銅色に染まった満月。そう、3年ぶりに日本全国で観測された皆既月食が、この地でもくっきりと姿を現しました。
この夜の満月は「ワームムーン」と呼ばれ、春の訪れを告げる月。午後6時49分に月が欠け始め、午後8時4分から9時3分までの約1時間、月は地球の影にすっぽりと包まれ、赤く染まりました。
この幻想的な現象は、地球の大気を通った太陽光が月に届くことで起こる自然のマジック。まるで夕焼けのような赤い光が、月を「血のような赤」に染め上げるのです。
下塚田では、空気が澄み、雲も少なく、観察には絶好のコンディション。地域の人々はそれぞれの場所から空を見上げ、スマートフォンやカメラを手に、静かにその瞬間を見守っていました。
「こんなにきれいに見えるなんて思わなかった」「まるで宇宙とつながった気がした」
2026年3月3日 皆既月食 タイムライン
この写真は、下塚田の一角から撮影されたもの。赤銅色の月が、夜空にぽっかりと浮かぶ姿は、まさに自然がくれた贈り物です。
次の皆既月食はいつ?
次に日本全国で皆既月食が見られるのは、2029年1月1日。
新年の幕開けとともに訪れる、特別な天文現象です。
それまでの間、この夜の記憶は、私たちの心にそっと灯り続けることでしょう。