About Us

組織概要・沿革・代表挨拶

下塚田ふるさと応援隊について、理念と歩み、代表からの想いをご紹介します

Representative's Greeting

代表挨拶

下塚田ふるさと応援隊 会長 作本 眞悟

Message

ご挨拶

下塚田ふるさと応援隊 代表(会長)作本 眞悟

作本 眞悟

代表(会長)4期目

平素より、下塚田ふるさと応援隊(英語表記:Shimozukada Community Support Team)の活動にご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

当団体は、地域の生活環境整備、農用地保全、地域資源の活用、そして生活支援を柱として、住民が安心して暮らし続けられる地域づくりを目指し活動を続けております。人口減少や高齢化、農業の担い手不足など、地域が抱える課題は多岐にわたりますが、私たちは「地域の力を結集し、互いに支え合う仕組みをつくること」が何より重要であると考えています。

これまで、塚田地区を中心に、農地保全活動や生活環境の整備、地域資源を活かした取り組み、住民の生活を支える活動を積み重ねてまいりました。これらの活動は、地域住民の皆さまの協力はもちろん、行政や関係機関との連携によって支えられており、深く感謝申し上げます。

今後は、塚田地区から細田地域、さらには日南市域へと活動の輪を広げ、互いに助け合いながら地域課題を解決し、地域振興に寄与していきたいと考えております。地域の未来を担う子どもたちに誇れる環境を残すため、透明性の高い運営と継続的な取り組みを通じて、持続可能な地域づくりを一層推進してまいります。

引き続き、皆さまの温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

下塚田ふるさと応援隊

代表 作本 眞悟

Organization Overview

組織概要

共感・共生・共同の理念のもと、持続可能な地域社会を目指す

下塚田ふるさと応援隊

「下塚田ふるさと応援隊」は、宮崎県日南市の下塚田地区を拠点とし、地域の活性化と住民同士の交流促進を目的として活動する地域運営組織です。地域由来の12名のメンバーで、2020年4月4日に設立し、スタートしました。現在19名の隊員が、部会やブロックに分かれて外部スタッフの応援も頂き活動しています。

歴代会長

  • 第4期 2026(限定1年任期) 作本眞悟
  • 第3期 2024〜2025 作本眞悟
  • 第2期 2022〜2023 作本眞悟
  • 第1期 2020〜2021 作本眞悟

歴代副会長

  • 第4期 2026(限定1年任期) 田上吉美
  • 第3期 2024〜2025 田上吉美
  • 第2期 2022〜2023 田上吉美
  • 第1期 2020〜2021 田上吉美

基本理念

私たちは「3C」を基本理念として掲げ、活動を展開しています。

共感

compassion

共に感じること

共生

cohabitation

共に生きること

共同

collaboration

共に活動すること

この理念のもと、地域内外の多様な担い手が参画し、それぞれの個性と経験を活かしながら地域課題の解決に取り組んでいます。

組織の特徴

当組織は、自治会等の地縁型組織とは異なる性格を持つ組織として形成されています。集落より広いエリアに地域活動の輪を広げながら、地域内外の人々がつながる「人が人を呼び、つながる」仕組みづくりを推進しています。

多様性とダイバーシティ

私たちは多様な担い手(性別・年齢・国籍)が多様な担い方を認め合う組織づくりを重視しています。自治会、婦人会、老人会、消防団、PTAなどの既存組織メンバーに加え、これまで地域活動に関わってこなかった若い世代や女性、UIターン者などの移住者も幅広く参画しています。活動毎に宮崎市から駆けつけてくれる会員もいます。

新たな担い手との連携

少子高齢化に伴う担い手人口の減少に対応するため、女性、高齢者、外国人、チャレンジド(障がい者)など新たな担い手との連携を図り、「担い手力」の確保に努めています。

多様な担い手による多様なアイデアや経験を活かすことで、イノベーションが生まれやすい組織環境を実現しています。

特に最近は、外部の「サポート会員」のお力を借りて活動を盛り上げています。

ビジョンと目標

ビジョン

百年笑顔 つなぐ ふるさと

「人々が安心して、日々の豊かな暮らしが途切れることなく続く未来」というウェルビーイングの実現を目指しています。

目標

地元の伝統や文化を守りながら、外部からの訪問者にも下塚田の魅力を広め、地域の魅力発信と住民の誇りの向上を図ることを目標としています。

私たちの成功事例が広がり、地方がもっと元気になることを願い、小さな成功体験を積み重ねながら活動を続けています。

Our History

組織沿革

2013年頃 仲間が自然と集まる → 2020年 正式組織化 → 2024年 農村RMO事業

2013年頃〜

草創期

「なんとなく」始まった助け合いの芽

2013年頃から、地域では明確な組織こそなかったものの、気の合う50代・60代の住民たちが、何となく集まり、草刈りや見守りなどをワイワイと楽しみながら取り組む姿が見られるようになっていました。

制度でも義務でもない、ごく自然な集まり。そこには、地域をなんとかしたいという静かな思いと、「仲間と一緒なら楽しい」という温かさがありました。

2018年

炎のあとに生まれた絆

— 縁もゆかりもない5名が示した、新たなつながり

そんな中、2018年2月18日、地区内で火災が発生します。被災された方は、Uターンしてこの地に戻り、ひとり静かに暮らしておられ、地区の自治会にも加入していない方でした。

地域には縁故者や同窓生もいましたが、現場に駆けつけたのは、そうした関係のない5名の有志だけ。現・下塚田ふるさと応援隊副会長の呼びかけに応じ、田上吉美(現・副会長)を含む5名が、1台の重機、2トンダンプ、軽トラックダンプを持ち寄り、雨の中、カッパに身を包んで焼け跡に立ちました。異臭とすすにまみれながらの作業の末、建物の基礎だけが静かに姿を残しました。

かつてであれば地域総出で行われていたであろう作業。しかしその日、集まったのは、縁もゆかりもない5名の有志だけでした。この出来事は、地域の助け合いの力が弱まりつつある現実を突きつける一方で、無名の人々が支え合う新たなつながりの芽生えでもありました。

「困っている人を放っておけない」

ただその思いだけが、人を動かしていました。

2020年4月

正式組織化

「下塚田ふるさと応援隊」誕生

この火災をきっかけに、これまで「なんとなく」集まっていた人々の間に、「地域のために、もっと継続的に、体系的に取り組んでいこう」という思いが芽生えます。2019年末頃には、そうした機運が高まり、翌2020年4月、「下塚田ふるさと応援隊」として正式に組織化。原始メンバー11名に同年8月に1名参加で12名による新たな出発が、静かに、しかし確かな決意とともに始まりました。

組織化に伴い、安定的かつ継続的な活動を実現するため、独自の組織経費を捻出する新たな活動に着手しました。現在も継続している主要事業の三本柱は、「宮崎県河川パートナーシップ事業」(河川堤防の草刈り:年2回)、「宮崎県クリーンロードみやざき事業」(県道の路側帯及び法面の草刈り作業:年2回)、「日南市市道愛護要綱に基づく市道の草刈り作業」(年1回)です。

下塚田ふるさと応援隊メンバー集合写真 2020年8月6日

下塚田ふるさと応援隊メンバー(2020年8月6日)

河川パートナーシップ

河川堤防の草刈り(年2回)

詳細は?
クリーンロード

県道の路側帯・法面の草刈り(年2回)

詳細は?
市道愛護

市道の草刈り作業(年1回)

詳細は?
2020年〜2024年

地域課題への挑戦

— 農村RMOモデル形成支援との出会い —

2020年4月、「下塚田ふるさと応援隊」は正式に組織化され、地域の草刈りや見守り、環境整備など、日々の暮らしを支える活動を地道に積み重ねてきました。しかし、人口減少や高齢化が進む中で、「このままでは地域の暮らしそのものが立ち行かなくなるのではないか」という危機感も、次第に強まっていきました。

そんな中、私たちが出会ったのが、国の「農村RMO(地域運営組織)モデル形成支援事業」でした。この制度は、地域住民が主体となって、生活支援や地域資源の活用、担い手の育成などを一体的に担う「地域運営組織(RMO)」の形成を後押しするもので、農村地域の持続可能な暮らしを支える新たな仕組みとして注目されていました。

この事業との出会いのきっかけ

この事業との出会いのきっかけをくれたのが、現・一般社団法人ススメル代表理事の黒田駿平さんです。黒田さんは、私たちの活動に共感し、地域の未来を見据えた持続的な仕組みづくりの必要性を丁寧に説いてくれました。その言葉に背中を押されるように、私たちはこの制度の導入を真剣に検討し始めました。

「点」で続けてきた活動を、「面」として広げ、地域全体を支える仕組みに変えていく。農業、福祉、暮らし、そして人のつながりを一体で支えるRMOの考え方は、私たちが目指してきた「地域の力を取り戻す」という思いと、まさに重なるものでした。

2024年度 事業採択

こうして、準備と対話を重ねた末、2024年度、私たちは「農村RMOモデル形成支援」事業の採択を受けることができました。これは、地域の未来を見据えた新たな挑戦の始まりでもありました。

2024年~

地域課題への挑戦

農村RMOモデル形成事業

日本の農業は高齢化と担い手不足、耕作放棄地の増加、生活インフラの希薄化、気候変動への対応など、多面的で深刻な課題を抱えています。業務の属人化や非効率な管理体制も相まって、生産性と持続性の確保が急務となっています。

下塚田地区の現状

下塚田地区も同様の課題に直面しています。現在、地域活動に参画している世帯は45世帯前後ですが、そのうち労力を伴う活動に参画できる世帯は35世帯前後にとどまっています。予測データでは、この数字が2030年度には15世帯まで減少することが見込まれており、地域の存続そのものが危機的状況にあります。

「他地域のモデルになりうる様な小さな成功事例を作り出す事」が合言葉です

こうした悲観的な予測に果敢に立ち向かうため、2024年から「農村RMOモデル形成支援事業」に取り組むこととしました。あらゆる方面から関心を持って頂き、関係人口の増加に繋げ、事業終了後の実走を視野に、「農用地保全」、「地域資源活用」、「生活支援」の三分野について、試行錯誤や実験事業、視察研修等を重ねながら、課題解決に向けた具体的な方策を構築しています。

2025年12月

第1回 田んぼあぜ道 軽トラ市

日本でも類を見ない農道型マルシェの誕生

2025年12月、農村RMOモデル形成支援事業の「地域資源活用」部門の核として、「第1回 田んぼあぜ道 軽トラ市 in 下塚田」を開催しました。350メートルのあぜ道を会場に、全国でも1%未満とされる農道型マルシェです。

52

出店者数

48

スタッフ数

1,890

来場者数

監査役・作本和弘氏の発案により生まれたこのイベントは、日頃の農地保全活動の成果である「美しい農村景観」を来場者に届けることで、地域活動の見える化を実現しました。地域の誇りを取り戻す小さな革命の始まりとなりました。

2026年2月

農村RMO 第二期整備事業

交流拠点の整備完了へ——手づくりのまちづくり

2026年2月21日・22日の二日間、農村RMOモデル形成支援制度を活用した交流拠点整備の一環として、駐車スペースの造成作業を実施。仏坂環境開発株式会社様のご協力のもと、重機・ダンプ・振動ローラーを駆使し、再生骨材での転圧を完了しました。

すべての作業は会員の手によるもの。年度末完成を目指した外構工事をわずか二日間で完了し、締めくくりにご寄付いただいた花桃の苗木10本を植栽しました。会員の中には造作大工・左官工事・設備設計のプロフェッショナルが在籍しており、今後も専門技術を活かした内装工事が進められる予定です。

地域の未来を見据えたこの取り組みは、まさに"手づくりのまちづくり"。

どこにでも起こり得る、再生のきっかけ

— この記録を、次の誰かへ

私たちの取り組みは、完成された成功事例ではありません。むしろ、どこにでもある日常の出来事——一軒の火災、数人の有志、声を掛け合う小さな習慣——から始まったという点に意味があります。

特別ではないからこそ、同じことは他の地域でも起こり得ます。多額の補助金も、特別な制度も必要ありません。あるのは、人を思いやる気持ちと、できることを持ち寄るという単純な仕組みだけです。

地域は、まだやり直せるのか——。

下塚田の静かな変化は、日本各地に共通するこの問いへの、ひとつの答えかもしれません。

再生は大きな改革ではなく、誰か一人の困りごとに向き合うことから始まります。この記録が、どこかの地域で何かを始めるきっかけになればと願っています。

これからも、地域と共に歩み続けます

下塚田ふるさと応援隊は、地域の未来を守るため、引き続き創意工夫と実行力をもって歩み続けます。

今後更なる各方面からのご支援をお願いいたします。