農村の田園風景
塚田・細田 RMO 価値創造ロードマップ(2026–2030)

「保全」から
「価値創造」

小さな集落が未来をつくる5年間の挑戦

私たち下塚田ふるさと応援隊は、「農地を守る」だけではなく、「地域の価値を未来へつなぐ」ことを目指して歩み始めました。

はじめに

なぜ、ロードマップを公開するのか

塚田・細田地区は、人口減少・高齢化・担い手不足という全国の中山間地域と同じ課題を抱えています。
しかし、私たちはその課題を"終わり"ではなく、新しい価値を生み出すための出発点と捉えています。

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田んぼあぜ道軽トラ市 in 下塚田

2025年実施。農地をイベント空間へ転換

📸

フォトコンテスト

地域の魅力を広く発信する取り組み

🍋

日南レモンとの連携

地域資源をブランド化する産業連携

💻

デジタル基盤の整備

Webサイト・LINE回覧板などを構築

これらの取り組みはすべて、
「保全」から「価値創造」へ向かう第一歩です。

このロードマップは、地域の未来を住民・関係人口・行政・企業と共有し、ともに歩むための"公開の約束"です。

RMOの進化

「保全中心のRMO」から「価値創造型RMO」へ

国のRMO政策は2024〜2026年の議論で、明確に次の段階へ進んでいます

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従来型

保全中心のRMO

目的

  • 農地を守る
  • 水路・農道を維持する
  • 高齢者の生活支援を補う

特徴

  • "守る"ことが中心
  • 住民の負担軽減が主眼
  • 外部との接点は少ない
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現在・全国で増加

価値創造型RMO

目的

  • 地域資源を活かして"新しい価値"を生む
  • 外部の人・企業・関係人口を巻き込む
  • 地域の誇り・経済・文化を再構築する

国が2026年以降に求める

「価値創造型RMO」の方向性そのものです

つまり、価値創造型RMOとは?

農地を守る組織

地域の未来をつくる組織

生活を支える組織

地域の魅力を発信する組織

負担を減らす組織

誇りと参加を生む組織

価値創造の具体例

全国で広がる価値創造の4つの柱

以下のような動きが全国で増えています

地域資源を「商品・体験」に変える

  • 地元農産物のブランド化
  • 加工品づくり
  • 農地を活かしたイベント(棚田ライトアップ、収穫体験)
  • 地域の自然・文化を活かしたツアー
→ "農地"が「稼ぐ資源」に変わる

関係人口を増やす

  • フォトコンテスト
  • SNS発信
  • 都市部との交流イベント
  • 移住希望者向けの体験プログラム
→ "人が来る地域"になる

地域の誇り・参加意欲を高める

  • 地域の物語を発信
  • 若者や外部人材の参画
  • 地域の魅力を再発見する活動
→ "守るための活動"が"楽しい活動"に変わる

デジタルで地域の価値を可視化

  • Webサイトで地域の魅力を発信
  • データで活動の成果を見える化
  • 外部連携(企業・行政)をしやすくする
→ "小さな地域でも発信力を持つ"
私たちの実践

「田んぼあぜ道軽トラ市 in 下塚田」が "価値創造の第一歩"である理由

2025年に実施した軽トラ市は、価値創造型RMOの典型的な第一ステップになっています

田んぼあぜ道軽トラ市 in 下塚田

農地を「イベント空間」に変えた

  • あぜ道という"農地の副産物"を舞台にした
  • 農地=維持コスト 農地=集客資源へ転換

これは全国的にも評価される動きです

地域の魅力を外部に発信した

  • SNS・Webでの発信
  • 地域外の人が訪れる導線を作った
  • 「塚田って面白い」と思わせるきっかけを作った

これは関係人口創出の王道です

住民の参加意欲を高めた

  • 出店者・来場者・運営者が"楽しい"と感じる
  • 「守るための活動」から「参加したくなる活動」へ
  • RMOの存在意義が住民に伝わる

これはRMOの持続性に直結します

次の価値創造につながる

軽トラ市は単発イベントではなく、

🍋 レモン 🌾 農産物 📸 フォトコン 👥 関係人口

すべてとつながる"起点"になっています

まとめ

塚田・細田RMOはすでに
「価値創造型」へ進んでいます

私たちのRMOは、保全 → 価値創造の流れを自然に踏んでいます。

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軽トラ市

価値創造①②③

📸

フォトコンテスト

価値創造②③

🍋

レモン産業連携

価値創造①

💻

デジタル基盤

価値創造④

これらはすべて、国が2026年以降に求める
「価値創造型RMO」の要素そのものです。

2026–2030 ロードマップ

5年間の全体像

「守る地域」から「創る地域」へと進化する5年間の道筋

2026

基盤整備

価値創造の芽

2027

体験化・商品化

地域資源の活用

2028

関係人口定着

ブランド確立

2029

広域連携

収益モデル構築

2030

自走化

価値創造型RMOへ

「守る地域」 → → → → → 「創る地域」

田んぼと子どもたちの集合写真
年次計画

各年の取り組み詳細

2026

基盤整備と価値創造の芽

価値創造型RMOの土台を固める年

RMO体制の強化

4部会(農地・生活・デジタル・関係人口)を正式に運用し、地域運営の仕組みを整えます。

デジタル基盤の本格稼働

軽量・高速・安全な地域デジタル基盤を稼働させ、活動の透明性と効率化を実現します。

価値創造の芽を育てる

軽トラ市、フォトコンテスト、レモン連携など、すでに始まっている取り組みを継続・強化します。

2027

地域資源の体験化・商品化

地域の魅力を"体験"として形にする年

軽トラ市のブランド化

年2回開催し、地域外の出店者も招きます。日南の名物マーケットへ成長させます。

体験型コンテンツの創出

レモン収穫体験、棚田フォトツアー、あぜ道ウォークなど、「来て楽しい」地域をつくります。

デジタル基盤の拡張

イベント予約・参加管理をオンライン化し、関係人口との接点を増やします。

2028

関係人口の定着とブランド確立

地域のファンを増やし、定着させる年

年間サポーター制度の創設

軽トラ市やフォトコンの参加者をコミュニティ化し、継続的な関係を構築します。

地域ブランドの確立

「塚田・細田レモン」や加工品のブランド化を進めます。

生活支援の高度化

移動支援・見守り支援をデジタルと組み合わせて強化します。

2029

広域連携と収益モデルの構築

地域の枠を超えて広がる年

細田地区への本格展開

塚田で培った仕組みを細田へ横展開し、より広い地域で成果を上げます。

広域RMO連携の開始

日南市内の他地区とも連携し、広域イベントや共同事業を実施します。

収益モデルの確立

軽トラ市の出店料・スポンサー、レモン加工品の販売など、自走化に向けた収益基盤を整えます。

2030

自走する価値創造型RMOへ

塚田・細田RMOが新しい段階へ進む年

地域運営の自走化

若手・外部人材が参画し、RMOが安定的に運営される体制を確立します。

地域価値の最大化

軽トラ市は日南の名物イベントに、レモン産業は地域経済の柱に、フォトコンは全国的な認知を獲得します。

次の10年ビジョンの策定

2030〜2040の未来構想を描き、新たな挑戦へ踏み出します。

地域コミュニティの背景

最後に ―
一緒に未来をつくる仲間を募集しています

塚田・細田地区は、小さな集落です。
しかし、小さな地域だからこそ、
一人ひとりの力が未来を変える大きな原動力になります。

私たちは、地域の人、関係人口、企業、行政、
すべての皆さんとともに歩みたいと願っています。

この5年間の挑戦を、どうか見守り、応援してください。
そして、できれば一緒に参加してください。

未来は、ここから始まります。