〜 1km Wi-Fi で農業と暮らしを守り、地域の未来をつくる 〜
提案者:下塚田ふるさと応援隊(塚田RMO) 宮崎県日南市
― 未来を見渡す一枚の風景から ―
春の南側上空から北方向を望むと、右には柑橘の果樹園が広がる東側丘陵、中央手前には水面が輝く20ヘクタールの水田、その奥の丘陵下には地域の心臓部である公民館が見えます。さらに遠方には日南市で最も高い小松山がそびえ、塚田の暮らしと農業を静かに見守っています。
この地形は、1km Wi-Fiによる地域全体のネットワーク化に最適であり、気候変動に対応した柑橘農業の持続化、獣害対策のデジタル化、そして生活支援の強化を同時に実現できる可能性を秘めています。
↑ 春の南側上空から北方向を望む。右:柑橘果樹園、中央:水田20ha、奥:公民館、遠方:小松山
塚田は、百年先まで笑顔が続くふるさとでありたい。そのために、私たちは今、未来へ向けて一歩を踏み出します。
気候変動に揺らぐ柑橘農業を守ること。
獣害から農地と景観を守ること。
高齢化が進む暮らしを支えること。
地域の資源を未来へつなぐこと。
これらは、どれも"誰かがやらなければならないこと"です。そして、塚田にはそれを実現できる地形と、人と、想いがあります。
公民館を中心に、水田と果樹園と暮らしがつながり、地域全体がひとつのOSとして動き出す未来。それが、「百年笑顔 つなぐ ふるさと」という私たちの願いを形にする道です。
― 塚田RMO(下塚田ふるさと応援隊)
今、地域を"つなぐ"ことが唯一の突破口です。
農家の経験・勘では対応できない段階に突入
🌡️
冬場の異常高温
品質・糖度への影響
🌸
春先の高温
開花時期の乱れ
☀️
夏の極端な高温
果実の日焼け・落果
🏜️
小雨・干ばつ
水ストレス増大
🐛
病害虫の変動
発生時期の予測困難
→ 農家の経験や勘では対応できない段階に突入。
→ 気象データのリアルタイム取得が不可欠。
農地荒廃・景観崩壊・人口減少につながる"地域存続の危機"
🌙
夜間の侵入増加
発見・対応が困難。被害が翌朝まで拡大
🪤
罠管理の負担増
高齢農家が毎日確認。体力的・時間的限界
🗺️
侵入ルートの特定困難
データなし。経験と勘頼みで対策が後手に
→ 獣害は農地荒廃・景観崩壊・人口減少につながる"地域存続の危機"。
→ デジタルによる侵入検知・ルート分析が急務。
気候変動
柑橘農業の持続危機
獣害
農地・景観の崩壊
高齢化
担い手の消滅
→ 今、地域を"つなぐ"ことが唯一の突破口。
1km Wi-Fi は、三重苦を同時に解決するための共通基盤です。
1本の通信基盤が、農業・農地・暮らし・地域運営の4つを同時に変える
気象データがリアルタイムで届き、温度・湿度・雨量に基づいた科学的な農業判断が可能に。農家が安心して次の一手を打てるようになります。
→ 気候変動に対応した柑橘農業の持続へ
獣害の侵入ルートが"線"として見える化。カメラ・センサーが夜間も監視し、侵入パターンを分析することで、対策の精度が劇的に向上します。
→ 先手を打つ獣害対策DXの実現へ
公民館を通信の中心基地として、見守りサービス・防災情報・生活支援がデジタルで届く。高齢者も安心して暮らせる地域インフラが整います。
→ デジタルで支えるつながる暮らしへ
農業・暮らし・防災・イベントがデータでつながり、地域全体が"ひとつのOS"として動き出す。行政との連携も、データで明確に可視化されます。
→ データで動く価値創造型RMOの実現へ
気象データが塚田の農業を守り始める
東西丘陵に気象センサー設置
東側果樹園丘陵と西側丘陵の2地点に設置。塚田全域の気象データを網羅
公民館に通信ハブを設置
地域OSの中枢として公民館を機能化。全データの集約・発信拠点に
水田20haの通信エリア化
中央の20haの水田全域がWi-Fi圏内に。農業DXの基盤が完成
→ 気候変動に強い農業への第一歩。乾燥・高温・雨雲の接近がリアルタイムでわかる未来へ。
気象データ・水管理データが公民館に集まり、農家のスマートフォンへ届く。情報共有の仕組みが初めて整います。
乾燥・高温・雨雲の接近がリアルタイムで把握可能に。水管理の効率化と作物の品質向上が期待されます。
通信が届くことで、侵入検知カメラの設置が可能に。2年目の獣害対策本格化に向けた準備が整います。
初年度は通信インフラの完成が最大の目標。この基盤の上に、2年目・3年目の成果が積み上がっていきます。
地域運営がデータで動く "地域OS" の完成
通信基盤整備
気象データ取得開始
獣害DX本格化
侵入検知・ルート分析
地域OS完成
AI予測・自動化・統合
気象・獣害・生活支援・イベントのデータが公民館に集約。地域の状況が一元的に把握でき、行政への報告・連携もデータで裏付けられます。
2年間の気象データをAIが学習し、生育予測・病害虫予測が可能に。水管理の自動化により、農家の作業負担が大幅に軽減されます。
2年間の侵入データを分析し、主要侵入ルートが特定。重点対策により獣害被害が大幅に減少し、農地維持への意欲が回復します。
見守りセンサー・防災アラート・地域情報の共有が実現。高齢者の独居不安が解消され、子育て世代にとっても安心な地域インフラが整います。
生産データに基づくレモンブランドの確立、イベントデータを活用した関係人口の可視化。地域の価値が数字で証明できるようになります。
行政との協働を前提に、段階的・着実に実装します
【 目 標 】 地域OSとして動く塚田
公民館:地域OSの中枢
【 初年度 】 通信基盤整備・気象データ取得
【 現 在 】 気候変動 × 獣害 × 高齢化の三重苦
| 年度 | 概算費用 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 初年度(2026年) | 180〜260万円 | 通信基盤整備(アクセスポイント・中継器)+気象センサー設置(東西丘陵2地点)+公民館ハブ構築 |
| 2年目(2027年) | 120〜180万円 | 追加センサー設置+獣害対策DX(侵入検知カメラ・罠センサー)+データ分析基盤の構築 |
| 3年目(2028年) | 150〜250万円 | AI生育予測システム導入+水管理自動化+地域OS統合(生活支援・防災連携) |
| 3年間合計 | 450〜690万円 (概算) | 補助金・交付金の活用により、自己負担の軽減が見込まれます。初年度のみの単独実施も可能です。 |
農村RMO推進事業
農林水産省の農村RMO推進事業。通信基盤整備・デジタル化が対象に含まれる可能性があります。
スマート農業加速化実証プロジェクト
農林水産省・農研機構主導。気象センサー・IoTデバイス導入に活用できる補助制度です。
デジタル田園都市国家構想交付金
総務省の交付金制度。地域のデジタル化・通信基盤整備が主な対象です。行政との協議が重要です。
つなぐ ふるさと
塚田は、百年先まで笑顔が続くふるさとでありたい。そのために、私たちは今、未来へ向けて一歩を踏み出します。
公民館を中心に、水田と果樹園と暮らしがつながり、地域全体がひとつのOSとして動き出す未来。そして、塚田にはそれを実現できる地形と、人と、想いがあります。
塚田RMOは、地域の未来を守るために、
住民と行政とともに歩み続けます。