集計結果
生活支援の取組

住民アンケート集計結果

15名の住民の方にご回答いただきました

回答者の属性と全体の傾向

年齢層

78.6%

70~80代(11名)

結果は特に高齢者のニーズを強く反映していると解釈できます。

地区の暮らしやすさ

85.7%

肯定的な評価

暮らしやすい 35.7%
どちらかといえば暮らしやすい 50.0%

地域の良い点(自由記述)

自然でのんびり過ごせる 自然豊か 静か

住環境が高く評価されています。

生活における主な課題

暮らしづらい点と関連要望

課題項目 割合 関連要望
買い物 26.3% 買い物や通院の移動支援 (33.3%)
病院 26.3% 買い物や通院の移動支援 (33.3%)
災害の恐れ 21.1% -
公共交通 15.8% -

1. 「移動」と「買い物・病院」への不安

  • 暮らしづらい点として「買い物」「病院」が同率で最も多く挙げられています。
  • 主な買い物先は「吾田」が最多で48.4%となっており、地区外への移動が必須となっています。
  • 自由意見では「運転できなくなった時が不自由」という不安が寄せられており、「自家用車が運転できなくなること」が生活の質を直撃する最大の不安要素となっています。

2. 「草刈り支援」への高いニーズ

安心して暮らすための要望

草刈り支援 58.3%
移動支援 33.3%
  • 自由意見では、現在の共同作業のあり方を見直し、市への返上や金額改定を求める具体的な提案が寄せられています。
  • 高齢化に伴い、地区のインフラ・景観維持のための共同作業が、大きな身体的・運営的負担になっていることが明確になりました。

買い物支援に関するニーズ

コープ宅配の利用率

13.3%

(2名)

既存の宅配サービス利用率は低いことが分かりました。

移動スーパー巡回の希望

57.1%

(8名)

2025年1月から市内で運行している移動スーパーの巡回を希望しています。

考察

既存のサービス(コープ宅配)の利用率が低い一方で、新しい移動スーパーへの期待が高い点は、少量・対面・即時性といった新しいニーズがある可能性を示しています。

まとめ

アンケートの結果、下塚田地区では高齢化が顕著に進む中、「買い物」や「病院」といった生活に必須な施設への移動支援が喫緊の課題であることが確認されました。同時に、高齢化によって共同作業である「草刈り」の負担が深刻化していることも分かりました。